こんにちは!!
今回紹介する本は、「起業のすすめ さよなら、サラリーマン」
という本です!!
著者である佐々木 紀彦さんはNews Picks創刊編集長を経て代表取締役に就任した方です。
更に、独立をしてPIVOT株式会社を設立。
サラリーマンから起業して社長になった方です!
起業する事で得られるもの、学びや経験などをオススメしているだけでなく、サラリーマンのメリット・デメリットも知っている方が書いた本なので、とても説得力があります!!
この本は第1章から第4章までで構成されています。
第1章 起業家になるべき5つの理由
第2章 起業にまつわる5つの誤解
第3章 起業型キャリアの5つのタイプ
第4章 起業を成功させる5つのステップ
私が思うこの本の良さは、サラリーマンを辞める事だけを勧めるのではなく、起業を経験してサラリーマンに戻ったり、その経験を活かすこと、社内起業(社内で新たなプロジェクトを立ち上げる事)を提案している部分です!
私は起業とまでは言えませんが、パーソナルトレーナーとして個人事業を経験した事で、会社員に活かせている事が数えきれない程あります!
著者が言っていることの重要性が理解できました!
それでは早速行きましょう!!
起業は手段であり、目的ではない!!
どうしてもタイトルの強さで、起業することが正解である!と思われがちですが、筆者は「起業する事がゴールではなく一つの手段です。」と言っています!
今在籍する会社や他の会社で働く方が、自分のやりたいことが実現できそうであれば、そこで全力を尽くそう!!と言っています。
その方が、会社や自分、そして社会の為になります。
大事なのは、アントレプレナー(新しいチャンスに乗り出して挑戦する人、掴む人)として、企業や会社の中でも新たな事業や企画を立ち上げる事!
という事を筆者は伝えています。
大事なのは、自分事として主体的に考えて働く。
どうしても、日々働いているとルーティーン業務をこなし、時間が過ぎるのを待てしまう、、、
という事もあるのではないでしょうか??
それを変えて、自分が経営者だったらどうするか?
経済状況に合わせて、どのように会社の方針を打ち出していくか?
考えていける様になりたいですね( ^ω^ )
もっと言うと、それが社会や日本をどう変えていけるのか?という事につなげていければベストですね!
円安が続き、日本と世界の格差がますます開いていますが、それを巻き返すにはまずは自分が変わっていくしかないのだと、気付かされました。
起業はキャリアアップにつながる!!
冒頭でもお伝えしましたが、社内であれ、社外であれ、起業を経験することにより「働く」という考え方が根本的に変わります。
会社員は断片的にブロック分けされた仕事を、部署単位でこなしています。
一部分をメインとして働いています。
起業を経験することにより、俯瞰で物事を捉えられる様になり、視野が広くなります!
この本でも「起業家になれ!!」と言っている訳ではなく、起業を経験してキャリアに活かす方法もあるよ!!
という紹介もされています。
ビジネス書を1000冊読むよりも、起業を1回経験する方がいい経験になり、得られるものが多い!
と言われています。
日本人の40歳は、アメリカ人の30歳??
社長業ほど、ビジネスレベルを上げられる事は他にない。と言われています。
アメリカでは、若い時から社内でも挑戦する機会が数多くあります。
一概に全ての面に置いてとは言えませんが、アメリカの30歳は日本のビジネスパーソンの40歳に匹敵する実力があるそうです。
多くの日本人は年功序列制度の中で、チャンスを与えられるようになるのは早くても30歳からです。
アメリカの場合は20代から挑戦する機会があります。この10年の差がとても大きいと個人的にも感じました!!
その差を埋めたり、逆転させていくためには「起業」が最も適しています!
起業は「資金集め」「プロダクトづくり」「チームづくり」「マーケティング」「セールス」
様々な要素に取り組まなければいけません!
社外起業や社内起業であれ、事業を立ち上げる経験が最高のトレーニングになると筆者は語っています。
現在の日本経済は停滞して、労働者人口が減り円安も進んでいます。
著者が言うには、「日本ではお行儀よくチャンスを待っているスタイル。それでは最も伸び代のある20代・30代で経験を積むことが出来ない。」とも言っており、まさにその通りだと私自身も感じました。
可能であれば、社外起業を!!
社外起業は、資金繰りや細かい実務の手続きなど全て自分で行わなければいけません。
会社の肩書きやブランドと言ったものはありません。
本当の自分の実力が試されます。
私も近しい経験をしたことがあります!
個人事業でパーソナルトレーニングを始める時のことです。当初はお客さんを惹きつける事もできずに途方に暮れていました。
その時に、お店の看板や前職での会社の信用力に気付かされました。
社外起業は、私の経験とは比にならない程のプレッシャーがあるのではないでしょうか!!
更に、起業経験者が大企業でも求められる事が増えているそうです!
たとえ失敗しても起業することを筆者は進めています。
いかがだったでしょうか!?
この本は、まだまだ序章しか説明できていません!
続きが気になる方は、ぜひ購入して読んでみてください!
後半は、より専門的な起業の話が展開されていきます。
どうすれば出資を受けられるか?
起業事に注意すべきことなど、役立つ情報が満載です!!
それでは、良い1日を!!
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