『史上最強の哲学入門 東洋の哲人たち』著者 飲茶

人間関係・心理・生き方

『史上最強の哲学入門 東洋の哲人たち』

「人生の悩み」に真正面から答えてくる一冊です。

こんにちは!

今回は、哲学について紹介します!

「哲学」と聞くと、

  • 難しそう
  • 抽象的で役に立たなそう
  • 西洋の学者ばかりで取っつきにくい

そんなイメージを持つ人は多いのではないでしょうか??


しかし、この本『史上最強の哲学入門 東洋の哲人たち』著者 飲茶は、そうした先入観を、気持ちいいほど壊してくれます!

本書は、「哲学とは何か?」を小難しい定義から説明するのではなく、
「人はどう生きるべきか」「苦しみとどう向き合うか」「心をどう整えるか」
という、誰もが一度は悩むテーマから、読者を哲学の世界へと導いていきます。

しかも扱うのは、プラトンやカントといった西洋哲学ではなく、東洋の哲人たち
ブッダ、孔子、老子、荘子、親鸞、道元など、日本人にも文化的に近い思想家たちです!

この「東洋哲学」という切り口こそが、本書を“史上最強”たらしめている最大の理由だと感じました。


東洋哲学は「頭で考える哲学」ではなく「生き方の哲学」

西洋哲学が「論理」「概念」「体系」を重視するのに対して、
東洋哲学は一貫して 「どう生きるか」「どう心を保つか」に焦点を当てています。

本書を読んでまず驚かされるのは、
東洋の哲人たちが、現代人の悩みを見透かしているかのように言葉を投げかけてくる点です。

例えば――

  • なぜ人は不安になるのか
  • なぜ他人と比べてしまうのか
  • なぜ思い通りにならないと苦しいのか
  • なぜ「正しく生きよう」とするほど疲れるのか

こうした問いは、SNS時代を生きる私たちにとって、あまりにもリアルです。
そして驚くべきことに、それらの悩みに対する答えを、東洋の哲人たちは何百年、何千年も前にすでに提示していたのです。

本書は、そうした思想を「現代語」に翻訳し、
「だから今のあなたにこう効く」という形で解説してくれます。

それでは、何人か紹介していきたいと思います!


ブッダ――「苦しみ」はなくせない。でも軽くすることはできる

本書の前半で登場するのが、仏教の開祖・ブッダです。
ブッダの思想はよく「悟り」や「無欲」といった言葉で語られがちですが、本書では非常に現実的に描かれています。

ブッダが見抜いた人間の本質は、極めてシンプルです。

人は、思い通りにならないから苦しむ。

老いること、病気になること、失うこと、思いが通じないこと。
これらは避けられないのに、私たちは「避けたい」「認めたくない」と思ってしまう。
その抵抗こそが、苦しみを増幅させる――。

本書では、ブッダの教えを
「ポジティブになろう」でも
「欲を捨てよう」でもなく、
「現実を正確に見る力」として紹介しています。

これは、精神論ではありません。
むしろ、現代のストレス社会において、極めて実用的な思考法です!


孔子――「正しさ」よりも「人としての温度」

次に登場する孔子は、「道徳」「礼儀」「上下関係」といった、やや堅苦しいイメージを持たれがちな思想家です。
しかし本書を読むと、その印象は大きく変わります。

孔子が本当に大切にしていたのは、
ルールや正論ではなく、「人を思いやる感覚」でした。

・正しいことを言っているのに、なぜか人間関係がうまくいかない
・論理では勝っているのに、相手の心が離れていく

こうした経験は、多くの人に心当たりがあるはずです。
孔子は、それを2000年以上前に問題視していた人物でした。

本書では、孔子の思想を
「組織の中でどう振る舞うべきか」
「人間関係で何を優先すべきか」
という観点から、非常に分かりやすく解説しています。

会社員、管理職、家庭を持つ人にとって、特に刺さる章です。


老子・荘子――「頑張らない」という最強の戦略

本書の中でも、とりわけ現代人の心を掴むのが、老子・荘子の思想です。
彼らの哲学は、一言で言えば「無理をするな」

努力、成長、自己実現が強調される現代において、
老子と荘子の言葉は、まるで逆方向から殴ってくるような衝撃があります。

  • うまくいかないなら、流れに逆らうな
  • 役に立たないものこそ、実は一番強い
  • 何者かになろうとするな

これらの考え方は、一見すると怠けの肯定に見えるかもしれません。
しかし本書を読むと、それが極めて合理的な「生存戦略」であることが分かります。

「頑張りすぎて壊れてしまう人」が後を絶たない今だからこそ、この章は、多くの読者の心を静かに救ってくれるはずです。

バリバリとキャリアを上げていきたいと言う人も、無理して取り入れる必要はないと感じます。
ただし、そういった考えを持つ人もいる。ということに気付けることに意味があると感じました!


日本の哲人たち――親鸞・道元が突きつける「弱さの肯定」

本書の後半では、日本の思想家である親鸞や道元も登場します。
ここが、この本を単なる「思想解説書」ではなく、人生の伴走者にしている理由です。

親鸞は、「人は善くなれない存在だ」という前提に立ちます。
努力しても、反省しても、また同じ過ちを繰り返す。
それが人間だ、と。

これは非常に厳しい見方ですが、同時に深い救いでもあります。
「ちゃんとできない自分」を否定し続ける人生から、解放してくれるからです。

道元の思想もまた、「今ここ」に徹底的に目を向けさせます。
未来の成功や成長ではなく、
今この瞬間をどう生きているかがすべてだ、と。

この感覚は、忙しさに追われる現代人にとって、強烈なカウンターパンチになります。


なぜこの本は「史上最強」なのか

本書が優れている最大の理由は、
哲学を「知識」ではなく「使えるもの」として提示している点です。

・哲学初心者でも読める
・一人ひとりの思想が明確に整理されている
・現代社会との接続がうまい
・読後に「自分の考え方」が少し変わる

これらをすべて満たしている哲学入門書は、正直かなり珍しいです!

しかも東洋哲学という、日本人にとって感覚的に理解しやすい土台があるため、
「哲学を初めて面白いと思えた」という声が多いのも納得できます。

ただし、本の大きさが掌サイズで文章量が多い・文字がやや小さめ。という点にはご注意ください!!


哲学は、悩みがある人ほど読むべきもの

この本は、
「意識が高い人」や
「勉強好きな人」
だけのための本ではありません。

むしろ

  • 生きづらさを感じている人
  • 頑張ることに疲れてしまった人
  • 正解が分からなくなった人

そういう人にこそ、強くおすすめしたい一冊です!

『史上最強の哲学入門 東洋の哲人たち』は、
答えを押しつける本ではありません。
しかし確実に、「考えるための視点」と「自分を少し楽にする言葉」を与えてくれます。

哲学は、人生を劇的に変える魔法ではありません。
でも、人生を少し生きやすくする知恵ではあります。

もしあなたが今、立ち止まって考えたいと思っているなら
この本は、きっと良い相棒になってくれるはずです!


いかがだったでしょうか?

この本は本当にたくさんの哲人が出てきます。
この本で網羅的に学び、気になった哲人をさらに別の本で読み深める。という方法もオススメできます!

皆さんも自分に合った人生観を見つけてみては、いかがでしょうか?

それでは、良い1日を!!

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