「帝王学」が やさしく学べるノート [上に立つ物が身につけるべき人間学] プレジデント書籍編集部

ビジネス・仕事

こんにちは!!

今回は、帝王学が学べる本を、読んだので皆さんにも紹介したいと思います!

帝王学と言うと、何か怖いイメージがありませんか??

これまで沢山の本を読んできましたが、「帝王学」と聞くと、難しく、日常で何の役に立つのか分かりませんし、人を支配するの?? 

怖いんですけど、、、

って思っていました。笑

読んでいくうちに、立場関係なく全ての人々が知っておくべき、生き方が書かれている!!と思いました。

帝王学は、人を支配する・掌握すると言うことではありません。もっと怖い言い方だと、洗脳という言葉が思い当たるかもしれません。

そういった内容は書かれていませんし、万人に共通する生活の仕方が書かれていると感じました。

帝王学に対して、イメージが変わりました!!

という事で、今回は皆さんが、取っ付きにくいと感じているであろう、帝王学の基礎を紹介していきたいと思います!!

それでは、早速いきましょう!!


そもそも帝王学とは??

帝王学とは、リーダー(歴史を振り返ると、その時代の王や君主、統治者を指す)がチームを率いる上で、必要とされる知識や、方法が学べる学問。

現代で言うところの、リーダー論や、もっと身近な言葉で言うと、あるべき社長の姿。と言った所でしょうか!?

この学問は歴史的な経緯や様々な文化において異なる側面を持っていますが、共通して君主や指導者に求められる資質や行動についての理解を深めることを目的としています!

この本も、歴史上の人物や出来事と絡めながら書かれています。

それくらい、歴史と切っても切り離せない関係にあるのではないでしょうか!?
日本のみならず、様々な国の経営者や偉人のエピソード付きなので、楽しく読めます!

それでは、早速紹介していきます!


良きリーダー(帝王)を目指す上で、大切な3つの要素

この本では、帝王学を学ぶ上で、大切な要素が3つある と記されています。

1.原理原則を教えてもらう師をもつこと!!

どんな場所や時代でも当てはまる、とても大事な事。

それを教えてくれる存在が必要不可欠です!

同じ時代に生きている師だけでなく、歴史上の人物から学ぶことも大事です。

皆さんには、この様な師はいますか??

2.直言してくれる側近をもつこと!!

側近という存在は、会社員として仕事をしていると馴染みがないですが、職業上の側近だけでなく、自身の生活ではいるのではないでしょうか??

良い意味で、自分を肯定するだけでなく、的確なアドバイスや時には反対意見も言うかもしれません。

それは、周りをイエスマンで固めている人にはない刺激をもたらし、正しい方向へと導いてくれる存在なのではないでしょうか??

3.よき漠賓をもつこと!!

漠賓(ばくひん)とは遠すぎず、近すぎない距離であなたを客観的に評価できる人です。側近とは違い、常に支えてくれる訳ではありません。

自分とは違う業界、違う生き方をしてきた人が適任だと言われています。

会社によくあるポジション名で言うと、顧問・社外重役・パーソナルアドバイザーが当てはまります!!

次の章では、3つの要素で心に響いた内容を、私なりの解釈で紹介していきます。


原理原則を教えてもらう師を持つこと!

この章では、多くのリーダーがやらなければいけない・知っておかなければいけない事を知りました。

松下電器(現パナソニック)の創始者 松下幸之助の言葉

1000人の社員を、社長は2つの目で見るが、社長は2000の目で凝視されている事を自覚し、襟を正した経営をしなければなりません。と語っています。

当たり前のことですが、普段の生活では気づけませんでした。

少なからず誰もが、自分の行いを見てる人がいます。

最近では、ネットで誹謗中傷なども増えていますが、人を批判するのではなく、いつどこを切り取られても、恥ずかしくない行いをするという意識で、厳しい目を自分自身へ向けたいと思いました!!

この言葉以外にも、これまでの歴史を振り返ると、偉人からの沢山の教えがあります。

詳しくは本を読んでほしいのですが、他にも

明確な決定をする勇気がなく、周囲から疑問を投げかけられるようになれば、組織や国家が衰退する。

と言う言葉もあります。

現代日本の政治を表している言葉の様にも取れますね、、、

もちろん、国民も知る努力をしなければいけませんし、学び続ける姿勢がないと変わる事ができません!!

人間は楽しむときに癖(本性)が出る。だからその人の本性を知りたい時は、楽しませればいい。

こんな言葉もあります。

お金の使い方でも、その人の本性が見えると言われていますよね!

特にリーダーと言われる人を見極めるのにはピッタリですね!笑

直言してくれる側近を持つこと!

人は権力を持つと、変わってしまう側面もあります。

そんな権力を持って強くなっていくリーダーに、ハッキリと物事を言ってくれる人がいると、組織は正しい方向へ進んでいきます。

この本では、地位は人間が人間を支配する力のシンボルであり、別名を権力と言う。と書かれています!!

権力の毒という言葉も存在します。

更に、権力は塩水のように飲めば飲むほど乾く。とも書かれていました。

そんな人間だからこそ、鋭い指摘やアドバイスをしてくれる側近が必要なのではないでしょうか??

蒙古の英雄と言われていたチンギスハンには、側近がいました。

武力が全てと言い、領土を拡大し続けるチンギスハンに対して、「武力で天下を取ることはできる。しかし、武断政治では天下は治らない。」

「支配下に置いた国であっても、その国の文化や尊敬することを忘れてはいけない。」

この様なアドバイスをしたそうです!!

すごいですね、、

血気盛んなチンギスカンに対して、この様な勇気あるアドバイスができる側近がいたからこそ、発展していったのではないでしょうか??

よき漠賓を持つこと!

爆賓(ばくひん)とは組織の外にいながら、リーダーに助言をしてくれる存在です。

会社で言うところの「顧問」「社外重役」「パーソナル・アドバイザー」です!!

そんな爆賓ですが、必要な能力が胆識(たんしき)です!!

この力を身に付けるまでの3ステップを説明します。

この力は全てのビジネスパーソンに通ずる部分があります。

1.知識

知識を身に付ける事は大事ですが、それだけだと大脳の動きに過ぎず、行動力へと繋がりません。

本を読むことは大事なので、そこで得た知識や内容を行動に移せば、成長できますね!!

2.見識

自分の活動に理想が生まれ、志が生まれます。それが、知識と結びつき、道徳的・心理的判断ができるようになります。

これが、見識です!!

3.胆識

様々な利害や矛盾や、意見を抑え込んで実践する決断力が必要になります。

見識に決断力が伴った力が胆識です!!

身の回りにいる人、ここでは特に爆賓にはこの胆識が必要と言われています。

この胆識は、リーダーに限らず、今を生きる人達には必要な力であり、ポジションは関係ないと感じました!!


まとめ

以上が本の紹介となります。

いかがだったでしょうか??

今日紹介した内容は、一部に過ぎず更に沢山のいい言葉が詰まっている本です!!

私もこの本を読んで、仕事だけでなく、その他の人間関係を築く上で役立てたいと思います。

皆さんも、ぜひ読んでみてください!!

それでは、良い1日を!!

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