No1エコノミストが書いた 世界一わかりやすい 為替の本 上野 泰也 編著

ビジネス・仕事

こんにちは!!

今回は「No1エコノミストが書いた 世界一わかりやすい 為替の本 上野 泰也 編著」

という本を紹介します!!

「為替」という言葉をよく耳にするようになりました。

仕事柄、財務経理として働いているので「知らないままではいけない!!」と思い本を探していました。

そんな時に見つけたのがこの本です。

「為替」って聞くと、難しい・取っ付きづらいというイメージはありませんか?

仕組みを知ると意外と分かりやすく、何より私たちの生活に密接に関わりがある事です!!

とにかくこの本は初心者向けに書かれており、イラスト付きでとても分かりやすいのでオススメです!!

為替市場に興味を持つすべての人にとって、まさに「入門の教科書」といえる一冊です。特に、経済や金融の知識がない方でもスムーズに理解できるように書かれており、その内容の平易さと深さが魅力となっています。

それでは早速、一部を紹介していきます!!

為替ってそもそも何だろう??

為替とは現金を輸送する事なく、銀行などの金融機関の仲介でお金の支払いや受け取りをする事を言います。

例えば、ネットで買い物をしたとします。

この時に購入代金が銀行口座から引き落とされるパターンが殆どだと思います!

代金をあなたが直接渡すわけではなく、銀行が仲介に入って支払われます。

これこそが為替です。$$

会社単位で見ると、さらに分かりやすいかと思います。

会社同士の取引となると扱う金額がさらに大きくなります!

現金を持ち運ぶのは危険が伴いますし、手間もかかります。

こうしたリスクや手間を考えると為替の重要性が分かりますね!

当たり前のように、お金を送金したり、受け取ったりしていますが、日常生活でも自分以外の第三機関(主に銀行)が関わっていて為替を身近に感じる事ができるかと思います。

私たちは意識していないだけで、いつも為替と密接に関わって生活しています!!

内国為替と外国為替

国内の銀行同士で成立する内国為替と、国内銀行と海外銀行のやりとりが発生する外国為替があります。

内国為替とは、A社のA銀行から→B社のB銀行へお互いの商品やサービスを売買した時に発生します。

お互いのメインバンク(普段使用している銀行)が違う場合でも、銀行が預けている場所は同じで、日本銀行という国の中央銀行です

実際にA銀行からB銀行へ現金を輸送する訳ではなく、日本銀行の内部で資金移動が行われて取引が成立する仕組みとなっています!

取引先への支払いや入金は、こういった仕組みで成り立っています!

外国為替とは日本国内の銀行と海外の銀行との売買があったときに発生します!

ここで為替レートという、日本円と海外のお金を変換するときの、交換比率を基に換金します。

この為替レートが、外国為替において関わってくるので、難しく感じるのではないでしょうか?

1ドル=150円の時に、日本の企業が、100ドル分の商品をアメリカ企業から購入したとします。

この時、①150円×100ドル=15,000円を日本銀行(メインバンク)に支払います。

②日本銀行は、国内銀行の海外支店や、契約を結んでいる海外銀行を通して15,000ドルを支払います。

③その後に商品が日本企業へ届き、取引が成立します!

外国為替の場合、円をドルなどの外貨に変換する「通貨の交換」という業務が必要になります。

ここが内国為替との大きな違いです!

円高、円安って何??

ここで、「為替レート」というワードが出たので円高と円安についても説明したいと思います!

1ドルの、りんごがあるとします。

この時の為替レートが1ドル=150円だとします。

「円安」は、円の価値がドルに対して低下することです。

例えば、現在のレートが1ドル=150円の状態から、さらに1ドル=160円になるとしましょう。

この場合、1ドルのりんごを日本円で買うためには、150円では足りず、160円が必要になります。つまり、同じ1ドルのりんごを買うのに、より多くの円が必要になる状態です。

日本から見れば輸入品が割高になり、旅行や輸入ビジネスにおいてコストが増加しますが、輸出ビジネスには有利になる場合があります。

「円高」は、円の価値がドルに対して上昇することです。

現在のレートが1ドル=150円の状態から、1ドル=140円になるとしましょう。

この場合、1ドルのりんごを日本円で買うために必要な金額は150円ではなく、140円で済むようになります。

つまり、同じ1ドルのりんごを買うのに、少ない円で買えるようになる状態です。

日本から見れば輸入品が割安になり、旅行や輸入ビジネスが得をする反面、輸出ビジネスには不利になる場合があります。

このように、円安・円高は日本円の価値がドルに対してどう変わるかによって、海外の商品やサービスの購入に必要な円の量が増減することを示しています。

いかがだったでしょうか?

これまで為替に対して難しそうなイメージを持っていたり、専門的すぎて敬遠していたりした方がいれば、ぜひこの本を読んでみてください!

あなたの日常生活に直結する経済の動きが、驚くほどクリアに見えてくることでしょう。

本日はここまでとします!

それでは、良い1日を!!

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