こんにちは!!
今回はとある企業のCFO(最高財務責任者)とお話をする機会があったので、その時に聞いた、経営に関する貴重な知識を紹介したいと思います!
私は現在、転職活動をしている状況ですが、先日CFO(最高財務責任者)との最終面接が無事終わりました!緊張はしましたが、自分の良さを出せたと思います!!あとは結果を待つのみです。✊
一通り、実務に関する知識や今後のキャリアについて、私の考えている事などをお話しした後に、逆質問の時間を設けてくださったので、CFOに質問をしました!
私は「CFOとして会社の数字をチェックする時は、どこを要チェックしますか!?」
と質問をしました。将来は財務分析や経営企画を担当したいですし、副業などで経営者になることも視野に入れており、気になっていたので聞いてみました😁
この質問に対しての3つのポイントと回答をもとに、私なりの考えも織り交ぜながら紹介します!!
それでは、早速いきましょう!✨
製造原価率が上がりすぎていないかチェックする!
会社の経営について資金面でチェックするポイント、まず1つ目が原価率です!!
全てのモノやサービスを売っている企業は売上を出す為にかかった、原価を目標数値内に抑えないと、当然ながら利益(売上ー原価)が減ってしまいます。
業界によって、原価率や内訳が変わってきます。私が受けた会社はテクノロジー系の企業なので、原価に電子機器やそれに必要なパーツのコストが原価でかかります。
この電子機器やパーツは、輸入により仕入れて製造しています。更に定額で売れる訳でなく、その出荷タイミングにより、売値が変わるそうです!
これは輸入時のタイミングと販売のタイミングで価格変動が起きると言う事なので、原価率が増減する業界だと言えます。これは他の業界と違う所で注意すべき点だと思いました。👀
商売の鉄則、理想としては原価率が低い、もしくは計算しやすく変動しにくい業界が有利だと言えるでしょう!!
近年ニーズが上がっているプログラミング、パーソナルジムは比較的ほかの業界と比べて原価が計算しやすく、原価率も低いと言えるので、その点ではオススメです!
※パーソナルジムに関しては、地代家賃や初期費用が多少かかるので、注意が必要です💦
例として挙げると、パーソナルジムの原価率はジムの地代家賃や人件費のみなので、原価率が計算しやすい業界と言えるのですが、私が選考を受けた会社やその他、飲食業や建設業をはじめとする業種は仕入れコストや、販売価格が変動する事があります。
そのような業界は原価率を細かくチェックしておかないと、業績悪化に繋がってしまう恐れがあるそうです!⚠️
面接でこんなに有益で、具体的な内容が聞けると思いませんでした!
続いて2つ目に行きたいと思います!!
在庫を抱えすぎていないか!?(無い方が良い)
これも大事なポイントですね!!
皆さんが勤めている会社は、在庫をどれくらい抱えているか、ご存じでしょうか!?
商品を店頭に並べて売る会社は、倉庫に在庫が保管されているのがイメージできると思います。在庫というのは、持っているだけで固定資産税がかかります!その他、管理するスペースや管理する人など、管理コストもかかるので、商品を売って利益を出している会社は、毎月チェックしておかなければいけません!!
また在庫も一定の価値を持てる商品(鉄や銅の塊)がありますが、一方で精密機械や洋服などは、時間の経過と共に価値が減っていきます。この事も考慮して在庫を仕入れなければいけません!!
この時、面接官であるCFOが言っていた事は、扱っている製品の市場での価格が変動しやすい上に、在庫も常に用意しておかなければいけない業種なので、現場が仕入れすぎてしまう事があるといいます。
精密機器を取り扱っている製造業は、在庫切れで取引先へ出荷が遅れてしまう事を恐れてしまうあまり、安い時期に大量に仕入れてしまうというミスをしてしまうので、そこもきちんと話し合いながら理解してもらう必要があるそうです!!
教材では得られない情報で、勉強になりました!!😆
そういった仕入れ量が、適正なのかも判断しなければいけないので、チェックが必要だと、おっしゃっていたのが印象的でした!
私も財務分析の基本的なスキルに加えて、この様な業界に特化した分析も覚えなかればいけないと感じました😅
まだまだ勉強が必要ですね!!
余談ですが、アパレル業界のセールというのは、洋服の在庫を抱えていると固定資産税をはじめとする、管理コストがかかるので、安くしてでも売ることで在庫を一掃して、管理コストを低くするのが目的だそうです!!
セールや福袋という裏事情が分かり驚きました💦
固定費(広告費、人件費)が大きく増加していないか!?
3つ目にチェックすべきポイント!それが固定費です!!
どの企業、業界も固定費という、社員を雇うお金や、地代家賃、オフィス光熱費など、あまり変動しない固定費という費用が存在します。
その変わらない固定費も必ずチェックしているそうです!
そんな固定費ですが、大きく増加する事があるそうです。
それは、社員や業務委託を雇ったり、商品や企業をPRする時です。
その際は、事前連絡をもらうようにしておき、雇用の増加や、宣伝費の増加は適正か!?
適正であっても増加分はきちんと収益として回収できるのか!?という先の事まで考えるそうなんです!!👀💡
今までの私は、固定費の増加が適正と判断したら、そこで終わりにしてしいそうですが、さらに利益の回収まで考えなかればいけないんだと気付かされました!
今後は現場で経営者目線の感覚を身に付けたいです!!👍
まとめ
いかがだったでしょうか!?
今回は経営面でチェックすべきポイント3選と題して、紹介してきました!!私も面接の場で貴重なお話を聞けた事が嬉しいです!とても緊張しましたが、、、笑
このお話から私なりに考えてみましたが、資金力がなく個人でビジネスを始める際は、「スモール・ビジネス」がベストなのだと感じました!!
- 固定費が抑えられて、初期費用も安い
- 在庫を持たない
- 従業員を雇わない
これらに当てはまるビジネスを、じっくりと大きくしていくのがベストなんだと、私は感じました!!
これからは、副業文化がさらに普及して、会社員の方でも自分でビジネスを持つ方が増加してくると思います。ビジネスモデルについて考えて知識を深めていかなければいけません。
既に副業を始めていたり、フリーランス、そして経営者にも役立つ内容を発信していきたいと思います!!
簿記の記事も更新していきます!!笑
それでは、良い1日を!!✨
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