こんにちは!
今回は「税理士事務所に入って3年以内に読む本」税理士 高山 弥生 著
を紹介したいと思います。
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仕事柄、会計業務に携わることもあり、税理士業務について詳しく把握しておかなければいけない場面が増えてきました。
税理士事務所や税務の初心者でも、読める本はないかなーと探していたところ、本書に出会いました。
この本の良いところは、とにかく読みやすい!

この本を特におすすめしたい人
- 税理士業界に飛び込んだばかりの新人さん
右も左もわからない状態から、1年間の業務の「正解」を最短ルートで知ることができます。 - 「後輩指導」を任された中堅スタッフさん
「新人がどこでつまずくのか」が言語化されているため、教え方のバイブルとして役立ちます。 - 一般企業の経理担当者さん
税理士事務所が裏側でどのような動きをしているかを知ることで、顧問税理士との連携がスムーズになります。 - 将来、独立・開業を目指している方
AI時代における「付加価値の出し方」という戦略的な視点は、将来の経営指針になります。
3人のキャラクターがマンガ形式で税理士に関する疑問や業務ポイントを紹介していくスタイルです。
それでは、早速紹介していきます!
専門書なのに「スラスラ読める」!初心者への優しさ
「税理士事務所の本=難しい」というイメージを覆すのが、本書の最大の特徴です。
- 会話形式で進むストーリー:新人スタッフの奮闘を会話形式で描いているため、まるで自分も事務所の研修を受けているような感覚で読むことができます。
- 専門用語を噛み砕いて解説: 初学者がつまずきやすいポイントを、日常的な言葉で丁寧に説明してくれます。簿記の基礎知識があれば、無理なく読み進められる構成になっています。
- 初心者の「わからない」に寄り添う: 「ノウトク(納期特例)って何?」といった、新人が最初につまずく疑問を先輩が優しく(時に厳しく)解説。読んでいるだけで、事務所のOJTを受けているような感覚になれます!
業界の1年が丸わかり!「点」が「線」になる年間スケジュール
税理士事務所には、独特の「繁忙期」と「閑散期」のリズムがあります。
本書の最大の特徴は、4月から翌年3月まで、月ごとの業務を疑似体験できる構成になっていることです!
私自身、読んでいて税理士事務所のスケジュールを知ることができ、実務でもとても役立っていると感じます。
- 具体的な業務内容がリアル: 12月の年末調整、2〜3月の確定申告、5月の法人決算ピーク……。「いつ、何が、なぜ忙しいのか?」が月別に整理されています。
- 先読みできる力がつく: 「来月は償却資産の申告があるから、今のうちに資料を揃えておこう」といった、デキるスタッフへの近道となる「先読みの視点」が身につきます!
AI時代を勝ち抜く「選ばれる税理士」のスキルとは?
AIやクラウド会計の発達で、「記帳代行などの単純作業はなくなる」と言われています。

そんな時代に、私たちはどう生き残るべきか? 本書はその答えも示してくれます。
- 「作業」ではなく「コンサル」へ: 単に数字を入力するだけでなく、AIが出したデータをどう読み解き、経営者にどう伝えるか。
- 人間ならではの価値: 経営助言や資産コンサルなど、AIには代替できない「人間同士の信頼関係」に基づくスキルの重要性が説かれており、3年目以降のキャリアパスを考えるヒントが満載です。
まとめ
いかがだったでしょうか?
税理士事務所に携わる方も、そうでない方も本書を読むことで、きっとビジネスシーンで役に立つと思います。
さらにAIとの向き合い方や、価値の出し方についてはは、どんな仕事においても必ずやってくる壁だと思います。
壁と捉えるか、チャンスと捉えるかは、読者の皆様が決めることだと思います。
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時代が切り替わっている真っ只中で、AIとの共存や自分の価値を発揮するためにも、読んでおきたい一冊です!
それでは、良い1日を!!

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