「ついていきたい」と思われるリーダーになる51の言葉 岩田 松雄 著

ビジネス・仕事

皆さんこんにちは!!

今回紹介する本はこちら!

「ついていきたい」と思われるリーダーになる51の言葉 岩田 松雄 著

岩田松雄氏による『「ついていきたい」と思われるリーダーになる51の言葉』

この本は、リーダーとしての在り方や考え方を学べる一冊です!

著者はスターバックスコーヒージャパンやザ・ボディショップでCEOを務めた経験を持ち、その実践的な知見とともに、世界中の名言や格言を通じてリーダーシップの本質を語っています。

本書は、リーダーに必要な人格や行動、そして部下との関係性を深めるためのヒントが詰まった内容となっています。

この本は職場での人間関係や友人関係だけで役立つだけでなく、自分の人生の方向性を決める場面でも参考になる一冊です!

組織内でのリーダーを目指す方だけでなく、なんとなくボンヤリ生きているけど何か物足りない、何かに挑戦してみたいけど一歩が踏み出せない、、、そういった方にもおすすめの一冊です。

自分の人生や生き方を決めるリーダーは自分自身である。そう気付かされた一冊です!

それでは早速紹介していきます!

本書のテーマ:カリスマ性ではなく謙虚さ

本書が目指すリーダー像は、いわゆる「カリスマ的なリーダー」ではありません。むしろ、謙虚で人格的に優れたリーダーが理想とされています。

成功した際には部下の功績として称え、失敗した際には自ら責任を負う。

自分自身を律し、努力し続ける姿勢を持つ。

部下や組織全体に対して深い愛情と責任感を持つ。

これらの要素は、部下から自然と「ついていきたい」と思われるリーダーになるために不可欠なものだと語っています!

特別な才能や生まれた環境を必要とする事ではなく、自分の意識を変えるだけで実践できる事が沢山書かれています。

本書で紹介される51の言葉

本書ではタイトルの通り、著者が心に刻んできた名言や格言が51個紹介されています。

それらは単なる言葉ではなく、リーダーシップにおける具体的な行動指針として活用できるものばかりです。

歴史上の偉人にまつわるエピソードも多く出てくるので、歴史に興味がある方は楽しく読めます!

以下にその一部をご紹介します

「人間力」を磨く
リーダーとして重要なのはスキルだけでなく、人間としての魅力や信頼感です。「自分は未完である」という謙虚な姿勢が、人間力を高める鍵になります。

責任と権力は表裏一体
権力を持つということは、それだけ大きな責任を伴うことを意味します。責任感が伴わない権力行使は、周囲からの信頼を失う原因となります。

部下への態度がすべて
部下は上司の仕事ぶりだけでなく、その人間性や態度もよく見ています。特に、自分より立場が低い人への接し方が重要です。

「わかりやすさ」を意識する
リーダーとして伝えるべきことは、簡潔で具体的にする必要があります。また、キャッチーなフレーズを用いることで、メッセージがより浸透しやすくなります。

叱り方にも配慮する
部下を叱る際には、自尊心を傷つけないよう注意が必要です。「あなたらしくない」「あなたならできる」といった表現で励ましながら指摘することが効果的です。


具体的なアプローチ:考え方・コミュニケーション・マネジメント

本書では、「考え方」「コミュニケーション」「マネジメント」の3つの側面からリーダーシップについて解説しています。

1. 考え方

リーダーはまず、自分たちの存在理由(ミッション)について深く考えるべきだと述べています。情熱を持ち、自社が世界一になれる分野で活動することが重要です。

また、「みんなを幸せにしたい」という思いこそが、リーダーとしての最大の原動力になると強調されています。

2. コミュニケーション

リーダーの日々の行動や言動そのものがコミュニケーション手段となります。何に喜び、何に怒るかという態度からもメッセージが伝わります。

部下との対話では、「聞く」姿勢を大切にし、一緒に課題解決へ向かう姿勢が求められます。

3. マネジメント

部下への評価では結果だけでなくプロセスも重視することで、モチベーション向上につながります。

さらに、新しい職場環境では3ヶ月以内に概要を掴み、一つのアウトプット(戦略構想など)を出すべきだと提案されています。


本書から得られる教訓

『「ついていきたい」と思われるリーダーになる51の言葉』から得られる最大の教訓は、「人間性こそが最も重要な資質」であるという点です。

この本はとにかく、人間力を身につける、磨く!!

この言葉に尽きると感じました。

リーダーシップとは、「オレについてこい」型ではなく、周囲から推されて自然と選ばれるもの。

謙虚さと努力する姿勢こそが、人々から信頼される基盤となる。

言葉には大きな力があり、それによって部下や組織全体に影響を与えることができる。

部下との関係性や現場重視の姿勢が、組織全体の成功につながる。


こんな人におすすめ!!

冒頭でも少し紹介しましたが、本書は次のような人々に特におすすめです。

新入社員から管理職まで、自分自身のリーダーシップスキルを磨きたいビジネスパーソン。

部下との関係性構築やコミュニケーション方法に悩む中間管理職。

自己成長や人間力向上に興味がある方。


まとめ

『「ついていきたい」と思われるリーダーになる51の言葉』は、単なるビジネス書ではなく、人間としてどう生きるべきかという普遍的なテーマにも触れた一冊です!

名言や格言という形で凝縮された51個のメッセージは、読者それぞれの日常生活や仕事場で実践可能な具体的アドバイスとなっています。

この本を通じて、自分自身と向き合いながら理想的なリーダー像へ近づくヒントを得てみてはいかがでしょうか?

それでは、良い1日を!!

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