最強チームをつくる方法 THE CULTURE CODE ダニエル・コイル著

ビジネス・仕事

こんにちは!!

今回紹介する本は

「最強チームを作る方法 THE CULTURE CODE ダニエル・コイル著」

チームビルディングの本です!

皆さんは普段の生活でチームを感じる瞬間はありますか?

仕事でマネージャーや管理職の方はイメージしやすいかもしれません。

私自身、職場で新入社員に仕事を教えたり、他部署と協力して仕事を進めていく場面も増えてきました。

そんな時に、チームビルディングの本を探していたらこの本に辿り着きました!

読む前は「チームビルディングって仕事でしか活用できないよなー」と思っていましたが

これは性別・年齢問わず全ての人が読むべき本だと思いました!

この本では生活する場面では、必ずチームという概念が生まれる。という事が書かれています。

仕事だけでなく、恋人や夫婦、家族や友人などなど、誰かと何かをする時は必ずチームが生まれます!

人は仕事という垣根を超えて、改めて社会と密接に結びついている生き物なんだ!と再認識しました。

話は戻って、職場でチームを率いる立場でない人も必ず役立つ本です。

ぜひ最後まで読んでいってください!

それでは早速、紹介していきます!!

チーム作りに必要な3つの大きな要素

この本では大きく分けて3つのパートに分かれて書かれています。

安全な環境をつくる

チームとあなた(個人)との繋がりを示すシグナルが、帰属意識とチームが存在する意味を強くする方法が記されています。

弱さを共有する

メンバー同士、上司と部下の間で弱さを包み隠さず見せる事で、信頼関係を築く方法を説明していきます。

共通の目標を持つ

チームの共通目標を持つことで、メンバー間がまとまっていく仕組みを説明していきます。

これらの3つの要素はチームの繋がりをつくる上で欠かせない要素になっています。

この本は具体的なアクションが記されており、実際のスキルを身に付けるための方法を理解することができます!

安全な環境をつくる

皆さんの職場環境はミスをしても、心や体の安全が保障されていますか??

安全な環境があることで、メンバー間で率直な意見交換ができて問題解決や新しいアイディアが生まれやすい空気が出来上がっていきます。

本書ではグーグル社員の、正直な発言や行動によって問題が解決されたという、エピソードが記されています。

他にも具体的なエピソードが盛り込まれているので、ぜひ読んでみてください!

安全な環境とは「あなたはここに居ていいんだよ。」という許容・容認される状態を指しています。

安全な環境をつくれているチームは、具体的にはこれらの特徴があります。

1.お互いの物理的な距離が近い。よく輪になっている。

2.アイコンタクトが多い。

3.活気のある短い言葉のやりとりが多い。(誰かの長いスピーチではない)

4.チーム内の交流が盛んである。誰もがメンバー全員と話す。

5.人の話を遮らない。

6.質問を沢山する。

7.人の話を熱心に聞く。

8.ユーモアと笑いがある。

9.「ありがとう」と言う。(ドアを開けたり、ちょっとした場面で礼儀やお礼、親切を忘れない。)

個人的には9.「ありがとう」と言う。これは今すぐにでも実践できる事であり、とても大切な事だと思っています!!

これは私自身、毎日実践しています!

アイコンタクトや身振り手振りで、相手に熱心な気持ちを伝える動作はとても大切だとされています。

これにはきちんとした理由があります。

何十万年もの間、人類は1人ではなく群れで(チームとして)生活してきました。アイコンタクトや身振り手振りのシグナルは、言語よりも早く生まれていました。

そのため人類の脳は、それらのシグナルを感知する能力が大きく発達している。

と記されています!!

こういった化学的根拠がある話も出てきます。

弱さを共有する。リーダーこそ先に自分の弱さを曝け出そう!

現代のリーダー像として語られる、強気でグイグイ引っ張っていくリーダー像とはかけ離れているかも知れませんね。

この本によると、「自分には弱点があり、助けが必要だ。」と言うメッセージを発する事で、チームメンバーは不安や恐怖を忘れて、お互い安心感を持って働く事ができます。

反対にリーダーが弱さを隠すと、メンバーも弱さを隠して強がってしまいます。

それと同時にメンバーが弱さを見せた際に、必ず相手の弱さを受け入れて自分も弱さを開示しなければいけません。

これを絶えず繰り返していくことで、親密さと信頼関係が強まります!!

共通の目標を持つ

ここまでは「安全」と「弱さ」について解説してきました。

これらの2つの要素はチームとして何を目指しているのか??と言う問いがあるからこそ、成り立つものです!

成功しているチームは共通の目標や目的が目的がハッキリしていることです!!

この本では数々の有名企業やネイビーシールズと言う特殊部隊の例を挙げて説明しています。

それらのエピソードは実際に本を読んで頂ければと思います。

ここからは目標設定における重要なポイントと方法について、紹介していきます!!

ステップ1 現実的な目標を設定する。

チーム内、全社員でも共有可能であれば構いません。現実的な目標を設定します!

スキルに関する事や、人間関係に関する事、内容は問いません。

目標を設定したら、それが実現した未来を想像します。このイメージ化が重要です!!

ステップ2 現状と目標の間にある障害を思い浮かべる

目標を設定したら、できるだけ具体的に詳しく想像します。

極度に悲観的になることはありませんが、現実的に冷静に障害を思い浮かべます。

この方法は「心理対比」と言うテクニックです!

このように目標を設定して現実と理想を繋いで共有する事が、成功するチームを作るとされています!!

いかがだったでしょうか?

これら3つの要素は相互に関連しており、いずれも強いチームを作る上で欠かせない要素です!

それぞれを意識して実践することで、より協力的で成果を出せるチームを作ることが可能になります。

皆さんも是非読んで、実践してみてください!!

それでは良い1日を!!

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