こんにちは!!
今回は「ジョブ理論 イノベーションを予測可能にする消費のメカニズム 著者クレイトン・M・クリステンセン」 という本を読んだので紹介したいと思います!!
ジョブ理論という聞き慣れない言葉が出てきますが、その言葉の解説もしながら内容を紹介したいと思います!!
後書きを除いて、全349ページあります。
文字の大きさは小さすぎず、大きすぎず、といった印象を受けました。
これまでの事例を交えて解説しているので、小難しいワードはそこまで多くないのかな〜と思いました!!
普段読書していない人は時間をかければ、マイペースで読み進めてみてください!
必ずしも全ページ読まなければいけない。ということではありません👍
幅広い業界の話が出てくるので、読者の方々が働いている業界の話も出てくると思います。
そこだけでも読む価値があります!
経営者だけでなく、商品企画や営業、サービス業など幅広い職種の方にとって、多いに役立つ本です!!
それでは、早速本を紹介していきます!!( ^ω^ )
ジョブ理論とは??ジョブという言葉を解説します。
まず、ジョブとは、顧客が望む片付ける(解決する)べき事・商品やサービスを駆使して、生活面での困難を解決させたい事柄を表しています。
今の状況をよりよくしたい!
改善させたい!!
と願う、気持ちのど真ん中にある、強い考えや欲求と言えます!
よく似た言葉で「ニーズ」という言葉があります。
ニーズというのは表面的な欲求や要求であり、「アレが欲しいな〜」とか
「こんな事がしてみたいな〜」という感情であり、さらにその奥にあるものがジョブと言えます!
ニーズを深掘りして、「なぜそう思うのか?」「なぜそういう考えに至ったのか?」そうやって更に突き詰めたものがジョブです!
ある状況下で顧客・個人が感じる解決させたい課題とも言い換える事ができます。
ジョブ理論とは、ジョブを見つけ出すための理論です。
試行錯誤を繰り返し、導き出された理論。
これをまとめたものが本書となります!!
あなたのサービスや商品、もしくはあなたの会社は何故、顧客から選ばれているのか?
ここで個人で営む、地域密着型の居酒屋を例に紹介したいと思います。
あなたは居酒屋のライバルは?と聞かれたら、何を思い浮かべるでしょうか??
その地域にある大手ファミレスや、高級レストラン、大手居酒屋チェーン店など、お酒や食事を提供する場所が思い浮かんだ方が多いかと思います。
全てが間違っている訳ではありませんが、ジョブ理論を通して考えると全く違う答えが導き出されます。
ジョブ理論から考えらえるライバルは、社会人が集まる茶道教室やクラブ、コミニュティです。
もしくは喫茶店かもしれません。
これから述べることは、あくまで推測です。
全ての事例に言える事でなく、一部の事例なので参考までに紹介します!
地域の居酒屋は、その店の店主や店員との結びつきが強く、低価格で美味しい料理だけを求めて訪ねるお客さんは少ないと思います。
あの店主と話したい。(人間性に惹かれている状態)
いつものメンバーでお酒を飲みながら、ワイワイ話したい。
こういったお客さんが多い場合、お店が取るべき対応は低価格で美味しい料理の追求ではなく、お客さん同士のコミニュケーションを第一に考えて、話しやすい空間や工夫を取り入れることや、店主を前面に押し出した、サービス提供です。
もちろん、味や価格も大事ですが、お客さんが求める事、ジョブ(解決したいこと)は
人とのつながりを感じたい!
共通の話題で話が盛り上がるような空間です!
よって、ライバルは人とのつながりを感じられる社会人コミニュティとなる訳です。
ここでやってはいけない事は、大手居酒屋チェーン店(同業)と価格競争をする事です。
価格競争は資金力、体力のある大手が圧倒的有利です。
そこではなく、顧客の真のジョブを見極めて、価値を提供していかなければいけません!!
あなたが提供するサービス、所属する会社は価格と品質=価値だと思って商品企画やマーケティングを行なっていませんか!?
経営者はもちろん、全てのビジネスパーソンに読んで欲しい一冊です!!
本書はジョブを見極めるための3要素
機能的、感情的、社会的側面から、なぜこのサービスが選ばれているのか考えていくパートもあり、盛りだくさんの内容となっています!
今回はここまでとしたいと思います。
ジョブはたくさんの切り口、角度から探っていかなければいけません。
その方法を具体例や実際の成功例や失敗例を紹介しつつ、学んでいくことが出来ます!!
この続きが気になる方は、実際に本を読んでみてください!!
それでは、良い1日を!!
「 当サイト Web図書館3.0 読書があなたの人生を輝かせる!! ]は、Amazon.co.jpを宣伝しリンクすることによってサイトが紹介料を獲得できる手段を提供することを目的に設定されたアフィリエイトプログラムである、Amazonアソシエイト・プログラムの参加者です。
コメント